国際交流 『マレーシア派遣』 |
児島ライオンズクラブ50周年記念YE(Youth Exchange/青少年交換)事業 2005年〜2006年度冬期海外派遣 【期間】12月21日(水)〜1月9日(月) |
(生徒の感想) |
マレーシアの空港に着いた時に、日本との気温の違いに驚き、「ああ、ここはもう日本じゃないんだ」と実感しました。 空港にはもうホストファミリーの方々がいて、初めの頃は少し話しをするのでもすぐパニック状態になったりしました。この時、自分の気持ちをろくに言えず、曖昧な返事くらいしかできなかったことに自分の英語力のなさを痛感しました。けれども、ホストファミリーが色々な所に連れて行ってくれて、次第に友達が増え、英語を話す不安も消えていきました。 一番心に残っていることは、教会で開かれたクリスマス会です。みんなで歌を歌ったり、ダンスをしたりして楽しく過ごしました。 また、KLCCへみんなで行った時に見た景色はすごく綺麗でした。マレーシアでしか食べることのできない食べ物やフルーツなど様々なものに”Try, try!”と体験させてもらいました。 この3週間はとても早く過ぎて、みんなと別れるのがとても辛かったです。帰る時には、ホストファミリーだけでなく、友達みんなが見送りに来てくれて、とても感動しました。本当に言葉で言い表せないほど感謝の気持ちで胸がいっぱいです。このようなかけがえのない体験をさせてくださった児島ライオンズクラブの方々にも感謝しています。1日1日がすごく貴重なもので、最高の冬休みでした。 |
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マレーシアで一番初めに驚いたことは、飛行機が着いた時に見えた緑一面の景色です。ココナッツやマンゴーなどの果物、ゴムの木や油の木など街じゅうに木がありました。金鉱もあったし、本当に資源が豊富な国だと感じました。道路を車で走っていると、日本の会社の看板がいくつも見られました。日本の機械や車の会社は有名で、漫画やアニメはすごく人気がありました。 クリスマスの日にジャングルの中に行きました。そして靴を履いていない子どもたちにお菓子やぬいぐるみをあげました。みんなが風船で楽しそうに遊ぶ姿を見てとても嬉しくなりました。私たちが村を離れる時には、笑顔で一生懸命手を振ってくれました。テレビでしか見たことのない光景に少し戸惑いましたが、本当に素晴らしい体験ができました。 英語は速く話されるとさっぱりわからないし、ゆっくり話してもらうと理解はできるものの、何と答えたら良いか思い浮かびませんでした。本当に自分の英語の勉強不足を痛感しました。ホストファミリーの方や、マレーシアで出来た友達ともっと深い話ができるように、これから本気で英語を勉強したいと思います。 ホストファミリーはみんな優しく、私をいつも気遣ってくれました。私が困っている時には、”Never mind!”と声をかけて助けてくれました。この言葉をかけてもらうと、すごく心が軽くなりました。友達も優しいしとても明るくて、家族や友達の大切さや、人に優しくすることの大事さを改めて感じました。マレーシアのみんなが大好きです。 最後に、このような素晴らしい機会を与えてくださり、児島ライオンズクラブの皆様に心から感謝しています。ありがとうございました。 |
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マレーシアの空港に着いた時、一面に広がる南国の緑を見て、日本を離れたのだと感じました。ロビーでホストファミリーの方々が待っていてくれて、お父さんが「Welcome, Misato」と書いた紙を持って私の所まで迎えに来てくれました。「よろしくお願いします」と伝えたくて喋ろうとしたけれど、英語を知らなくてとても後悔しました。 家族の皆は、私に分かるようにゆっくり、時にはジェスチャーや辞書を使いながら確実に意思を伝えてくれました。私が話しだすと、どんなに時間がかかっても最後まで聞いてくれました。 クリスマスパーティやお正月も日本とは違ってとても貴重な体験ができました。 キャンプでは、久しぶりに日本人の友達に会えて、たくさん情報交換をしました。住んでいる地域が異なれば、1日の過ごし方も全く違っていました。キャンプ中、初めは同じグループの人としか関わりがなかったけれど、最後の夜にたくさん友達を作ることができました。 キャンプが終わった日に、2家庭目に移るため13時間かけて夜行列車で行きました。列車の中で初めて話すYE生ともすぐに打ち解けられました。 2家庭目では、ほぼ毎日友達に会えたので、とても心強かったです。家では、言葉の通じないメイドさんとも一緒に生活しているうちに、おはよう、ありがとうなど軽い言葉を交わせるようになりました。 帰る日の空港で、現地の友達に「絶対泣かないでね」と言われていたけれど、自分でも驚くくらいに涙が止まりませんでした。 3週間という短い間でしたが、私はマレーシアで一生付き合える大切な人々を見つけることができました。こんな素晴らしい国があると初めて知りました。今回私にこのような貴重なチャンスを与えてくださった児島ライオンズクラブの皆様、本当にありがとうございました。 |
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