国際交流 『岡山県青少年課グローバル・ユース育成事業』
 【日程・場所】
  7月29日(土)・30日(日) 公設国際貢献大学校(新見市哲多町)
  8月5日(土)〜7日(月) 財団法人オイスカ四国研修センター(香川県綾歌郡)

 【目的】
  地球環境保護や国際貢献・国際協力の必要性を認識し、外国人青年との交流を通して国際理解・異文化理解を深め、
  広い視野と国際性を身につけた青少年リーダーを育成する

 (生徒の感想)
★私は夏休みに、国際貢献大学校とオイスカ四国研修センターに行ってきました。
 国際貢献大学校では、現地で活動していた方の話を聞いたり、他の高校からの参加者の人たちと話し合いをしたりしました。今まで聞くことができなかった他の人たちの考えなどを聞くことが出来て、とても良い経験となりました。
 オイスカ研修センターでは、3日間、いろいろな国の方たちと一緒に生活を共にしながら、たくさんのことを学びました。参加する前は不安でいっぱいでしたが、とても楽しく過ごしました。農業やにわとりの世話、研修に来ている方たちとの交流などをしました。
 にわとりの世話は初めてのことなので、とてもドキドキしました。にわとりの小屋の掃除は大変でしたが、ひよこがとてもかわいかったです。にわとりの卵を集めることもしました。産まれたての卵は温かく、生命の誕生を身近で感じることができたことに感動しました。
 研修生の方たちとの交流はとても楽しいものばかりでした。それぞれの国のゲームをしたり、地元のお祭りで盆踊りをしたり、本当にみんなが1つになれた気がしました。たくさんの国についてのお話しも聞かせてくれました。みなさんと別れる時にはとてもつらかったです。
 高校生活のなかで、こんなにも貴重な経験をすることができ、とても成長できたような気がします。学んだことを今後の生活に活かしていきたいと思っています。

★夏休みに、私はグローバル・ユース育成事業に参加しました。
 7月に新見にある国際貢献大学校に研修を受けに行きました。これからどのようなことをやるのか、不安と緊張でいっぱいでした。開会式の後、早速研修が始まりました。いろいろなお話しを聴くなかで、自分の知識のなさがよくわかりました。1人がホワイトボードの後ろに立ち、他の人があるお題について説明して当てるというコミュニケーションの練習も面白かったです。国際貢献、国際協力について深く学ぶことができました。
 8月にオイスカ四国研修センターに行きました。そこでは、発展途上国の方々が農業や家政、日本語などを学ぶために日本に来ています。
 初日の夜は、地元の祭りに連れて行ってもらいました。みんな浴衣を着て一緒に「陶おどり」を踊りました。
 2日目は、朝早く起きて鶏小屋の掃除をしました。その後畑に行き、草むしりをしました。太陽が照っていてとても暑かったですが、休憩の時に食べたスイカは本当においしかったです。
 最終日は、地元の方がうどんの作り方を教えてくださいました。作ったうどんをお昼にみんなで食べました。午後は、私たちのために研修生の方々がお別れパーティを開いてくださいました。私たちはそれぞれ色々な国の民族衣装を着せてもらい、みんなでゲームをして楽しみました。
 たった3日間という本当に短い期間でしたが、私の心のなかにずっと残るものをたくさんいただきました。慣れないことばかりで大変でしたが、1人が困っているとみんなで助け合って生活を共にしていました。現在では出会ったほとんどの研修生の方々は母国に帰っていますが、それぞれの国々で日本で学んだことを広めていくリーダーとして頑張っていると思います。私も研修生の方々に負けないように残りの高校生活を悔いのない充実したものにしたいと思います。
主に行ったこと
7/29
オリエンテーション、大学校事業紹介、講義「国際協力入門〜大切な視点・論点」、オイスカ研修準備、自由討議「国際緊急援助・派遣シミュレーションゲーム」、交流
7/30
グループ討議「国際人道援助活動」、講義「岡山発国際貢献」
8/5
研修センターのルール説明、「オイスカ」について、研修生の国について、研修生の国「インド」についての発表、周辺散策、浴衣を着て研修生と盆踊り大会に参加
8/6
サツマイモ畑の草抜きなどの農作業、鶏小屋で採卵、森林公園で色々な国のゲーム、温泉で国際交流、さよならパーティの出し物練習
8/7
さぬきうどん作り、さよならパーティ(民族衣装を着る、「夏の思い出」「上を向いて歩こう」を歌う、ゲーム、インドネシアのダンス、メッセージカードをもらう)



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