国際交流 『岡山県青少年課グローバル・ユース育成事業』
 【日程・場所】
  7月28日(土)、29日(日) 公設国際貢献大学校(新見市哲多町)
  8月18日(土)〜20日(月) 財団法人オイスカ四国研修センター(香川県綾歌郡)

 【目的】
  地球環境保護や国際貢献・国際協力の必要性を認識し、外国人青年との交流を通して国際理解・異文化理解を深め、
  広い視野と国際性を身につけた青少年リーダーを育成する

 (生徒の感想)
★私は昨年に引き続き、さらに多くのことを自分の知識として身につけたいと思い、「グローバル・ユース育成事業」に参加しました。
 国際貢献大学校では、AMDAの活動に参加した方の体験談を聞き、身近に感じることができました。また、他の参加していた方々と話し合ったり、海外の新聞に基づいた講義を受けたり、ケースメソッドをしたりしました。自分とは異なった考え方を持つ人たちの話を聞くことにより、様々な見方をすることができるようになりました。
 オイスカ四国研修センターでは、19名の研修生の方々と交流をしました。3日間の研修の中で、一緒に映画を見たり、歌を歌ったりしました。また、竹林の整備を行なった後には竹細工をしました。箸を作ったり、自由に物を作ったりしましたが、研修生の方々はとても器用に作品を作っていました。歌の練習をした時は、研修生の方も一緒に流暢な日本語で歌っていました。移動中のバスの中でもいろいろな日本語の歌を皆で歌いました。バスの中はとても明るい雰囲気で、笑い声でいっぱいでした。お祭りの最中も、自ら進んで盆踊りに参加していく研修生の方々を見てすごい行動力だと思いました。こういったところを私も見習うことができたらいいなと思いました。3日間という短い期間でしたが、多くのことを学ぶことができました。
 高校最後の年にまた知識を増やすことができ、とても嬉しく思います。立派な看護師になることができるように、この経験を生かしていきます。これから自分の国に帰って指導者として頑張っていくオイスカの研修生の方々に負けないように私も頑張ります。

★私は夏休みに、「グローバル・ユース育成事業に参加しました。初めて出会った7人の仲間たちと国際貢献大学校へ行きました。環境問題について、今地球上の各国々でどのようなことが起こっているのか、またその問題について日本が各国々と協力し、何を行っているのか、発展途上国のおかれている現状を中心に学びました。あるお題について、2つのチームに分かれてそれぞれのチーム内で意見を出し合い、まとめ、他のチームと意見交換をしました。自分とは全く異なる意見をたくさん聞くことができたため、環境に対する視野が広がったと思います。自分の知識の無さを痛感させられ、良い経験となりました。
 オイスカ四国研修センターでは、10か国から来た研修生の方々と共に活動をしました。外国人とコミュニケーションを取る時は、すべて英語でペラペラと話さなければ通じないと思っていました。しかし、実際は全く違い、片言の英語とジェスチャーで十分理解してもらえました。研修2日目に皆で竹林の整備をしに行きました。切り取った竹を使って、思い思いの湯飲みや箸、竹トンボを作って遊びました。竹で箸を作るのはとても難しく、同じ太さになりませんでした。研修生の想像力の豊かさにはとても驚きました。そぎ取った竹の側面を順に編み、飾り物を作っていました。こんな発想があるのだなと感心させられました。私の心に一番残っていることは最終日のお別れパーティです。朝から研修生と一緒に色々な国の料理を作りました。どれも色鮮やかでとてもおいしかったです。一番の醍醐味は、研修生の方々の国の民族衣装を着させていただいたことです。各国の気候や習慣に合ったものばかりだったので、寒い所から暑い所のものまで見ることができ、とてもわくわくしました。私はカンボジアの民族衣装を着ました。パーティも歌って踊ってのお祭りみたいで、研修生の方々は1年だけしか日本にいないので、もう会うことができないと思い、最後の別れが本当につらかったです。
 5日間に経験したことを今後の生活に生かしていきたいと思っています。
主な日程
7/28
オリエンテーション、大学校事業紹介、講義「国際協力入門〜大切な視点・論点」、講義「NGOの活動現場にて〜ワーキングツアーに参加して〜」、オイスカ研修準備、交流
7/29
グループ討議「国際人道援助活動」、講義「今、地球で何が起こっているか」
8/18
オイスカ四国研修センターのルール説明、「オイスカ」についての説明、研修生の国についての勉強、周辺散策
8/19
ドングリランドで竹林整備、竹細工、温泉で国際交流、さよならパーティの出し物練習
8/20
朝収穫の手伝い、エスニック料理作り、さよならパーティ




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