平成20年 国際理解講演会
 【日程】平成20年6月6日(金)14:00〜15:40

 【演題】「夢をあきらめないこと−海外での活動経験を通して−」

 【講師】近藤麻理先生

  岡山大学大学院保健学研究科ヘルスプロモーション科学分野准教授
  児島中学校、児島高校出身

  講師の経歴
川崎医療短期大学で看護師資格を取得後、和光大学に編入学。25歳からタイに4年間、アメリカにて4年間暮らす。1999年タイ国立マヒドン大学で修士号取得。その後、民族間の紛争が起きた旧ユーゴのコソボで、1999年AMDAより1年間コーディネーターとして難民支援の活動をした。日本に帰国後、兵庫県立看護大学の研究所で仕事、2005年には兵庫県立看護大学大学院博士後期課程修了(看護学博士)。HIV/AIDSの地域ケアシステム、緊急救援活動と難民、災害と看護などが専門。アジア、南米、東ヨーロッパ、アフリカなど現地でのプロジェクト調査・評価などにNGOやJICAなどから派遣される。

 (生徒の感想)
○日本は危険の無い恵まれた国であるという話は近藤先生だからこそで説得力があった。
○話の中で一番印象に残ったのは世界の子供たちの考えだった。
○写真を見て今自分が「あたりまえの日常」として過ごしている日々がどれほど「幸福」なことかが分かった。
○話を聞いて日本の常識が世界の常識ではないという言葉の意味がよく分かった。
○自分は日本についてまだまだ知らないことばかりなので、もっと日本の歴史などを勉強しておく必要があると思った。
○物事を知らないことの罪ではなく、物事を知ろうとしないことが罪深いのだと分かった。
○自分だけではなく家族の強いつながりがなければ本当の幸せとは言えないと思った。
○私たちに大切なことは自分の意見をしっかり言うことだと聞いて本当にそうだと思った。
○色々なものに触れていくことで今まで見えなかったことが見えてくることも沢山あるということを感じた。
○何でも大人や社会のせいにせず、自分で決めたことには責任を持つべきだと思った。
○今は自分にできる簡単なことをしっかりやっていきたい。
○自分に実践できることに気付いた時には、次は実践して今後に活かすということを頑張ろうと思う。
○「夢をあきらめない人が夢をかなえることができる」「知らないことを知っていく、学んでいく、そしてそこから新しいものを作っていく」という言葉が印象に残った。
○夢をかなえるために頑張るか諦めるかは自分次第なので、他に責任をぶつけることはとても弱い行動だと思う。
○目の前にある小さな夢しか考えたことがなかったが、大きな夢に向かっていくことも重要だと感じた。
○「やる前から諦めない」という言葉を大切にして自分の将来を見据えて夢を叶えていきたいと心から思った。
○今後は一生の宝である友達と高校生活を楽しみながら、自分の夢を実現できるように勉強や部活に励んでいきたい。


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