平成24年 国際理解講演会 |
【日程】平成24年6月22日(金)6・7時限 【対象】全校生徒 【講師】森 源太さん (シンガーソングライター) 講演の概要
◆森源太さんのブログより、関連記事です 2012年6月22日 鷲羽高校のみんな、全国の高校生のみんなへ。 2012年6月30日 高校生の子からのメッセージ。大人のみなさん、心で読んでみて。 ◆山陽新聞記事 2012年6月26日 山陽新聞トピックス |
(生徒の感想) |
○カンボジアというと,貧しい人がたくさんいて,危険の多い国だとマイナスのイメージを持っていた。しかし,地雷を踏んだおじさんも親がいない子どもたちでも笑顔で生きていると聞き,カンボジアについて「明るい」という言葉が何度も出てきて,印象ががらりと変わった。海外には関心があまりなかったけれど,外国の人と話してみたいと強く思った。 ○カンボジアのイメージが悪いのは行って見たことがないだけであって,とても素晴らしい人々が多くいる国だと知ることができた。カンボジアには苦しくても必死で生きている人がいる。つらい境遇のなかでも明るく笑顔で過ごし,前を向いて歩いていけるようになりたい。 ○地雷がまだ埋まっている国があることに驚いた。地雷は人を殺すためではなく,ケガをさせるためだということが現実なのだと思ったら,とても悲しくなった。自分がこうして普通に生活していることは普通ではなく,1日1日をありがたく,自分を支えてくれる人たちに感謝しなければならないと思った。 ○私も早く地雷がすべてなくなって,人々が安心して暮らせたらと思った。地雷だけではなく,人身売買やHIVの問題もあって,なかなか解決できるものではないなと感じた。けれど,足を失いながらも笑って明るく生きているおじさんの話を聞いて,恥ずかしく思えた。自分が楽しく生きていこうと決めた瞬間に,そう生きていけると聞き,人生は自分の意志次第なのだと分かった。 ○カンボジアの人が笑っている写真を見たことがある。地雷に傷つけられ,大変な日々を過ごしていても笑顔でいるということに一番感動した。私も負けずに自分の生きたい道を進んで,1度きりの人生を楽しく過ごしていきたいと思った。 ○テレビで地雷や人身売買のことを少しは知っていたけれど,改めて現状を知るべきであると思った。私たちは恵まれた環境を大切にしていかなければならない。 ○心が痛んだ。カンボジアの人々が元気に笑って生きていると聞いたら,自分はなんて幸せ者なのだろう,なのになぜそれに気付けていないのだろうと思った。 ○カンボジアの話を聞いて,私たちが生きている岡山,日本がどれだけ平和であるかを思い知らされた。今までの自分は視野が狭かったなと思った。これからは広い世界に目を向けていきたい。 ○日本一周したり,カンボジアに行ったりすることで世界が広がっていいなと思った。日本で何の不自由もない生活をしているのに,わがままを言ったり,ぜいたくを言っている自分が恥ずかしくなった。幸せとは何なのだろうと考えた。 ○カンボジアの話を聞けて良かった。人生は絶対に楽しいという言葉に感動した。地雷で足をなくしたおじさんの話に,僕の小さい悩みなど本当にささいなことだと思った。明るく元気に過ごすことに気付かされた。 ○他国のことは関係ないと思っていたけれど,私にできることはどんな小さなことでも人の役に立てることをしたい。これから私は広い世界に飛び込み,楽しく生きていきたい。 ○あきらめるのも頑張るのもすべて自分の意志だと気付いた。無理だと思ってやめてしまうのは簡単だけれど,それを乗り越えた後の気持ちを考えればきっと弱い自分に勝てる気がした。 ○自分の感じ方や行動が変わって今の自分があると聞き,僕も考え方を変えていって,違う世界へ飛び出していろんなものを吸収して,将来楽しい人生を歩んでいきたい。 ○つらいことがあっても笑っているカンボジアの人たちのように,私も前を向いて歩いていきたい。この先どんな楽しいことがあるのだろうという前向きな気持ちが大切で,今の自分の道を決めるのは他の誰でもなく,自分だけなのだという森さんの言葉が心に響いた。 |
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