『デービス高校 姉妹校交流(派遣)』
 【日程】平成20年3月14日(金)〜3月29日(土)

   生徒15名(男子5名、女子10名)

    参加生徒
     明石真依、藤本ありさ、新谷亮、片山愛子、福本紫、大澤茉奈、今田和宏、角南慶介、高岩利光、原広大、明石紗知、
     竹野真菜、松下恵、瀬戸珠実、多賀穂奈美

 (生徒の感想)
★今回のホームステイで色々なことが鍛えられました。例えば、メンタル面です。初めて行ったアメリカで、初めて触れるアメリカの文化、初めて体験する授業、初めて見るアメリカの景色。何もかもが初めてで訳の分からないままホストファミリーと生活を始めました。僕と全然タイプの違う人がホストになり、最初の1週間はその人と息が合わなかったのでとても悩みました。英語がわからず会話もなかなか弾まない生活で、もしかしたら自分の悪口を言われているかもしれないと思ったりもして不安が募る一方でした。そして、先生に相談し、じっくり話し合いました。彼は僕の思いを理解してくれ、一生懸命合わせてくれて、初めは気まずかった反面、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。本当の息子のように接してくれたお母さんの心の温かみは決して忘れません。この経験はもう一生に一度のことなので、僕は誇りに思っています。本当にアメリカに行けて最高でした。汗水流して働いたお金で行かせてくれた両親に感謝しています。卒業後は外国語大学でさらに英語を勉強し、デービスで再会することを楽しみにしています。

★僕は最初はホームステイに行くのがとても嫌で、直前まで渋っていました。英語ができないので行っても何も話せないと思うととても怖かったからです。ですが実際に行ってみると毎日がとても楽しく、まるで夢のような日々を過ごすことができました。初めてアメリカを自分の目で見てみると、何もかもが大きくて驚かされました。特にハンバーガーは大きくて安くて食べ応えがありました。デービスはとても平穏で自然が多く、住みやすい街だなと思いました。学校ではみんながとてもフレンドリーで、英語が分からなくても優しく笑って話してくれました。休みの日にはイアンの家族が買い物などに連れて行ってくれました。イアンのお母さんやお父さんは僕のことを本当の家族のように面倒をみてくれました。そのことが僕はアメリカに行って一番嬉しかったことです。そして、お父さんの誕生日に、イアンとお母さんがお父さんのために歌を歌ってあげているところを見て家族愛にとても感動しました。アメリカに行って僕は多くのことを学びました。英語やアメリカのことだけでなく、家族の素晴らしさ、友達の大切さ、そして新たな友達ができたときの喜び、僕はこの素晴らしかった体験を一生大切にしていこうと思います。アメリカに行って本当に良かったです。

★私は今回のデービス高校への訪問を通して予想以上にいろいろなことを経験しました。行くまでには少しの不安と大きな期待の2つがありました。アメリカは日本と全然違って領土も広く何でも大きいです。驚くことばかりで、日本の文化とは違うところがすごく良いなと感じました。ホストファミリーとの思い出で一番印象に残っていることは、ナタリーとママと妹のイザベルとアメリカの一番西にあるビーチに行ったことです。そのビーチはデービスから約3時間のところにある遠いビーチです。波の高いアメリカの海は本当にきれいでびっくりしました。サーフィンをしたり、犬と一緒に遊んだりしている人を多く見かけました。天候もすごく良くて気持ち良かったです。ナタリーと一緒にビーチで日向ぼっこをしました。夜のディナーもパスタにチキンに生野菜などいろんなものを食べてどれもおいしかったです。別荘で夜は寒くなったので、初めて見た暖炉に火をおこしてくれました。何もかもが初めての体験ですごく良かったです。最初は本当に戸惑って何をすれば良いのか分からなかったけれど、人とのコミュニケーションは言葉の壁が厚くても伝わるんだなと感じました。アメリカに来て本当に苦労したことはたくさんあるけれど、その分自分にとっても良い経験にもなりました。英語も少しだけど話せるようになったので、また機会があればホームステイしたいと思っています。このホームステイを通して「一期一会」という言葉の意味を感じ、人との出会いは大切なことであると心から思いました。日本に帰った今でも学んだことを思い出しながら生活できればいいなと思っています。2週間、短かったけれど本当に楽しかったです。

★ホストファミリーに初めて会った時にはとても緊張しました。人見知りしてしまう私は初め全く話すことができませんでした。そんな私にファミリーはとても優しく接してくれたので、少しずつ慣れて自然に話ができるようになりました。ダーリナと一緒に学校へ通い、色々な所に行ったり、食事を作ったり、たくさん話をしたり、毎日を一緒に過ごしているうちにとても仲良くなることができました。私を本当の家族のように接してくれてとても嬉しかったです。英語で自分の気持ちを伝えるのはとても難しく、うまく通じないこともあったけれど、私が伝えようと努力したら相手も必死に分かろうとしてくれました。この2週間で、たくさんの人と知り合うことができ、アメリカの文化に触れ、色々な経験をして、語学以外のこともたくさん学ぶことができました。また、日本を離れてみて、家族や友達の大切さを改めて感じました。今回経験したこと、学んだことは一生忘れません。

★デービス高校への訪問プログラムに参加したきっかけは6月にホストを経験したことです。その時私の家に来ていたエリンがアメリカの習慣や食べ物、流行などたくさんのことを教えてくれました。彼女の話を聞いてそれぞれの国の文化の違いの面白さを知りました。それを自分の目で見て、体験したいと思いました。
 ホストのグレイスはママと2人暮らしで、おとなしいです。ママはとても明るく私が英語で頑張って話そうとすると、ジェスチャーや辞書で助けてくれました。ノートに書いて伝えたこともあります。言いたいことが伝わらなくてつらいことことがたくさんありました。例えば、ご飯を食べる時も初めは「おいしい」という表現をどうやって伝えれば良いか分からなかったです。日本の家族とご飯を食べる時は、母に「おいしい?」と聞かれると「うん」と答える程度で終わります。けれど、聞かれてから答えるより自分から「これがおいしい!」と言いたくて”It tastes very nice!”と笑顔で大きな声で言えるまで4日くらいかかりました。この文法は間違っていないか、どのタイミングで言えば良いかばかり気にしてなかなか言いたいことがはっきり言えませんでした。けれど何とか素直に気持ちを伝えるとママとグレイスは思いっきり褒めてくれたり、料理が気に入ったことを喜んでくれ会話が弾みました。普段何気なく使っている「おいしい」「ありがとう」「楽しい」を伝えるのに、こんなに時間がかかるとは思いませんでした。ママは毎日多忙なのに私のために観光に連れて行ってくれたり、ご飯を作ってくれて「本当の娘だと思っている」と何度も言ってくれ、14日間グレイスと同じように可愛がってくれました。こんなに良い経験ができたのはママやグレイスや支えてくださった先生、ホームステイに理解してくれた家族みんなのおかげだと思い感謝しています。彼女たちの会話についていくことや感謝の気持ちをすぐに英語で伝えられなかったことがとても悔しかったので、次に2人に会う時は自分の口で言いたいことが言えるようになっていようと思います。

★デービスで沢山の経験をすることができました。ホームステイやデービス高校の授業、色々な食べ物や文化の違いなど、初めてのことばかりでした。食事については、朝食はスコーンやハム、スクランブルエッグ、トーストにバターなどの軽めのものでした。夕食は肉類が多く、加えてパスタやコーンなど黄色の食べ物が多かったです。夕食を食べた後なのにすぐ大きいクッキーを何枚も食べていたことに驚きました。サンフランシスコ、サクラメントなど色々な所へホストファミリーが連れて行ってくれました。なかでも、サンフランシスコのろう人形が展示されている所へ行けたことは思い出に残っています。とても正確にできていて驚きました。帰宅後は、フルートを吹かせてもらったり、ロッククライミングをやらせてもらったりと、日本でしたことのない経験をたくさんしました。イースターの日にはおばあちゃんの家に行き、ホストと一緒に作ったイースターエッグを探しました。アメリカの誕生日パーティーを経験したり、ホストの友達の家に一泊し、机に絵を描いたりゲームをしたりと、とても楽しかったです。デービスに行くことができて本当に良かったです。
  
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