『デービス高校 姉妹校交流(派遣)』
 【日程】平成22年3月16日(火)〜3月30日(火)

   生徒10名(男子1名、女子9名)

    参加生徒
     杉野文美、浪尾優二郎、市川里奈、中西百花、市森優美、古谷明日香、岩津英里、秋山あずさ、北原香織、福岡咲希


 (生徒の感想)
★初めは、ホストの生徒と以前私が受け入れた生徒との性格の違いに戸惑っていました。しかし、2週間という短期間でどうすればより良い関係を築くことができるのか、そのことを常に頭に置くことで、多少の時間はかかったけれど、2人の性格の違いという点はすぐに克服することができました。生活していくなかで日本との様々な相違点を見ることもできました。例えば、家の中での一人ひとりの役割の重要性、家族とふれ合う時間の長さ、他人を助けようとする前向きな姿勢、しかし、その中でも他人に依存しすぎることもなく、日本の高校生には考えられないほどの責任感を持っていること。どれをとっても、今の自分に必要だけれど足りないものばかりでした。学校の中では、一人ひとりの授業への関心・意欲が伝わってくるほどの生徒の集中力、切り替えの速さが見られ、どれをとっても驚かされるばかりでした。短い高校生活の中で、こんなにも貴重な経験をすることができたことに、引率してくれた先生方、ホストのみなさん、背中を押してくれた両親、良い経験のためにと惜しまず協力してくれた祖父母、今回のプログラムに携わってくれた全ての人たちに感謝しています。2週間という短いながらも密度の濃いホームステイの中で学んだことを見失うことなくどんどん吸収して、今後の自分に活かしていきたいと思います。


★私は2週間のホームステイの中で、実に多くのことを学び、一生忘れることのできない経験をたくさんしました。6月にホストをしたケリーの家族と一緒に過ごしました。毎日の生活のなかでアメリカの習慣や決まりを知りました。家族は本当に優しく、毎日笑って楽しく過ごすことができました。私は英語が得意ではないし、苦手意識の方が強いので、言葉が思うように通じない時が一番悔しかったです。けれど私の下手な英語を一生懸命聞いてくれ、ジェスチャーで感じ取ってくれました。お父さんやお母さんは簡単な英語で話してくれたり、書いてくれたりしたので理解することができました。何より、本当の家族のように接してくれたこと、温かく迎えてくれたことがとても嬉しかったです。別れるときは本当に寂しく、絶対にもう一度デービスに行って、みんなに会いたいと思いました。そして、使える英語をもっと自分のものにしたいと思います。たくさんの思い出を作らせてもらえた両親や先生方に感謝し、これからも様々なことに挑戦していきたいです。

★私は今回のホームステイで多くのことを学び、経験することができました。訪問前は英語ばかりの中で生活できるのかどうかや、動物が苦手なので家にいるペットに対してどうしようかといった不安と、日本では経験できないことがたくさんできるだろうという楽しみな気持ちが入り混じっていました。ホストのジョスリン、お母さん、お父さんはとても優しく、私が理解できるように簡単な英語でゆっくり話してくれたりしました。どうしても分からない時はノートに書いてくれ、コミュニケーションをとることができました。好き嫌いが激しく、あまり食べない私を心配して、何が食べたいかをいつも聞いてくれ、私が困ることがないように優しく接してくれました。ペットの犬にも次第に慣れていきました。お母さんが「あなたは私たち家族の一員よ」と言ってくれた時はとても嬉しかったです。毎日ジョスリンと自転車で一緒に学校へ行き、友達とも仲良くなれて本当に楽しい日々でした。放課後は、家でワッフルやタコス、ピザを作ったり、ジョスリンの友達と一緒にボーリングに行ったり、アイスを食べに行ったりしました。週末は、メリーゴーランドがある大型ショッピングモールや、車で2時間半位のところにある雪山に連れて行ってもらいました。チュービングという、ソリみたいなものに乗って、山の上から滑り落ち、とても楽しかったです。一番印象に残っていることは、日本とは違う広い自然があふれる景色です。アメリカは土地が広く何でも規模が大きかったです。きれいな芝生の公園がたくさんあったり、家の庭には大きな木が何本も植えてあったり、日本では見ることができない景色を見ることができました。この2週間、初めてのことに戸惑うことは多かったけれど、すべてのことが新鮮で良い経験ができました。また、大変な思いをしたときには、人とのコミュニケーションの取り方や文化の違いを学ぶことができ、人との出会いは素晴らしいことだと本当に思いました。この経験を生かしてこれからの日本での生活も頑張りたいと思います。そして将来の仕事にも生かしていきたいです。この経験は一生自分の心の中に残る素晴らしいものとなりました。

★初めての海外でしたが、あまり不安もなく、行く前からわくわくしていました。日本に帰ってきた今でも、デービスで過ごした日々はとても楽しかったのでよく思い出しています。人々は親しみやすく、とても接しやすかったです。そのおかげで友だちがたくさん増えたことが嬉しかったことの一つです。授業では、受けている生徒の発言する回数が多くて、見ていて楽しかったです。週末にはホストの友人の家に泊まりに行きました。大人数でピザを食べたり、テレビを見たり、ゲームをしたりしました。大人っぽく、話す言葉は違うけれど、気持ちは私たちと同じなのだと分かりました。音楽やスポーツ、食べることが好き、笑いのつぼが同じ、そんな共通点を見つける度に嬉しくなりました。デービスで出会ったすべての人やものから多くのことを感じ、本当に貴重な体験でした。このプログラムに参加でき、感謝の気持ちでいっぱいです。デービスで過ごした日々は私の宝物です。

★私はこのプログラムに参加して、いろいろな経験をし、多くのことを学びました。毎日、とても楽しかったです。一生忘れないような思い出がたくさんできました。その中でも、一番印象に残っていることが二つあります。一つ目は、お母さんと、ホストのテッサが演奏するオーケストラコンサートに行ったことです。よく洋画で見るような迫力のあるコンサートで、生で感じることができ、貴重な思い出になりました。お母さんはこのコンサートの歴史を簡単な英語で分かりやすく話してくれました。お母さんにいろいろと優しくしてもらったことはきっと忘れません。二つ目は、テッサとお父さんと一緒にピクニックに行ったことです。たくさんの自然があって、景色がとてもきれいな場所でした。たくさんのことをホストファミリーと一緒に共感できて楽しかったです。一緒に何かを共感しあうことはとても大切なことだと感じました。この14日間、学んだこと、感じたことを今後の生活に生かしていきたいと思います。いつかまたアメリカに行く機会を作って、ホストファミリーに会いたいです

★私はちゃんと自分の英語が通じるか、ホストファミリーと仲良くなれるか、本当に不安でいっぱいでした。けれど、家族はとてもあたたかく、また楽しい人々ばかりで、すぐに仲良くなることができ、時々言いたいことが伝わらなくても、辞書を使い徐々に伝わって、英語で会話することがとても楽しくなっていきました。レイラが通っているディビンチ高校にも行くことができました。デービス高校とは違う学校や授業はとても楽しく、レイラの友だちにも会えたので、とても嬉しかったです。日本とは文化の異なるアメリカでの生活はどれもが新鮮で、驚きやとまどいもありましたが、この2週間で得た経験は一生忘れません。本当にアメリカに行って良かったです。もっと英語やアメリカ、国際文化について学びたいと思いました。そして、いつかまたレイラやレイラの家族、デービスの友だちに会いたいです。
  
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