休業前集会 他人の気持ちをおしはかる人に

 12月21日(金)、休業前集会を行いました。

~寺岡直樹校長先生の講話~
 3年次生が入試の合否報告をしてくれる際、「おかげさまで合格しました」「ご指導いただきましたが、力不足で・・・」といった言葉を選ぶ生徒が増えている。これは、精神的に自立し、成長した証だと思う。「心の成熟」は、人と人が触れ合うことですすむと思う。
 今年の夏には西日本豪雨災害があった。「気の毒に・・・」あるいは「自分にできることはないだろうか」と考える人も多くいた。そういった「他者の気持ちに共感する力」が日本中でとても高まっている。本校でも引き続き、ボランティア活動や普段の生活を通してしっかり高めていこう。
 新年、元気な皆さんの姿を見ることができるのを楽しみにしている。

~森浩生徒課長の講話~
 インドネシアの長期留学生アリ君が、この一年間鷲羽で過ごして感じた事を紹介する。
 「日本に来たばかりの時は、日本語がわからなくて、授業もつまらないし、友人とのコミュニケーションもうまくいかず、学校生活が苦しい時があった。しかし、それを克服したくて、自分で日本語の勉強を続けた結果、授業も分かるようになり、友人とも楽しくコミュニケーションをとることができるようになったことが嬉しい。」
 アリ君は立派な日本語でそう振り返っている。向上心を大切に、積極的に学校生活を送ること、夢や目標に向かって努力する姿勢を大切にすることは、私たち全員に共通するテーマである。
 来年また元気にお会いしましょう。
 補習や部活動、入試準備は冬季休業中も続きます。寒くなりますが、体調管理に気をつけて、素晴らしい年末年始を過ごせますように!