【記事】「季節を味わう」3年次普通科食物コース

 4月21日(火)、3年次普通科食物コースの「調理Ⅱ」と「食文化」の授業で季節を感じる調理実習を行いました。  
 まず、3、4時間目の「調理Ⅱ」の時間には、クラスを半分に分け、半分のチームは鷲羽高校の敷地に咲いている桜やよもぎを摘みに出かけました。一方で残りのチームは小豆をつぶあんに加工したり、昨年度収穫した鷲羽高校の梅を梅ジャムへと加工したりしました。  
 5、6時間目の「食文化」の授業では、午前中に炊いたつぶあんを使って「桜餅」や「よもぎ餅」を調理しました。摘みたてのよもぎを茹で、すりつぶして色鮮やかなよもぎ餅ができあがりました。あんこも自分たちで炊いたものだったので、非常に満足な仕上がりになったようです。今回は、上新粉、白玉粉、道明寺粉を用い、それぞれの特徴や食感の違いも学びました。
 普段、既製品のものを食べることが多い中、実際によもぎを摘んだり、あんこを炊いたりとなかなか家庭ではできない学びを体験することができました。摘んだ桜は塩漬けにして、また調理実習で使用する予定です。  鷲羽高校には学びの材料がたくさんあります!