【記事】【3年次LHR】片山明さん講演会

9月30日の3年次LHRでは、元プロレスラーの片山明さんをお迎えして講演をしていただきました。

片山さんは試合中に頸椎の重傷を負い、四肢麻痺となって車椅子生活を余儀なくされていますが、「いつか医学が進歩して怪我が治るようなことがあれば、再びリングに立ちたい」という執念を胸に、トレーニングを続けていらっしゃいます。

講演では、プロレスに入門したときのエピソード、現役時代の想像を絶するような激しいトレーニングの様子や得意技、そして今も欠かさず続けている首のトレーニングについての紹介がありました。

そして、卒業を控え、進路の選択を迫られている3年次生のみんなに熱いメッセージをいただきました。 

☆人間生まれた瞬間から死に向かっています。どんなに長生きしても100年ちょっと。目標を持ってチャレンジして下さい!
☆未体験の事は誰でも怖い。自分には無理と決め込んでいたら、時間は過ぎ去り後悔します。
☆ほんの少し勇気を出して下さい! 自分が思った方向に一歩踏み出して・・・踏み出しの1歩、その繰り返しが、やがて道になります。
☆分かれ道で迷っても自分で決断を・・・遠回りも、失敗の経験も、無意味な経験はない。
☆努力は必ず報われるとは限らない! しかし 経験した事は必ず自信になる!
☆命を大切に! 勇気を出して踏み出すという事は、無駄に命を投げ出す事ではない。辛い事もいつか時が思い出にと変えます。

進路について真剣に考え、一生懸命悩むことはもちろん大切なことなのですが、失敗を恐れて最初から何もしないのではなく、自分がやりたいと思ったことに本気でぶつかっていく勇気こそが大切なのだということを、片山さんの熱い生き方と熱い言葉によって教えられました。

※放課後、帰途に就こうとしている片山さんを見つけて声をかけさせていただきました。
私(↓写真左)も熱い志を持って46歳で教職の世界に飛び込んだばかりの新米教師なので、今日のメッセージにはとても勇気づけられた、とお伝えしました!
 一緒に写真に写っていただき、グータッチでさようならをしました☆

You make 鷲羽!