コピー商品は何が問題?

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 ビジネスモデル2年次生の「商品と流通」の授業で、ホンモノから知的財産権と企業戦略の基礎を学びました。講師としてルイ ヴィトン・ジャパン カンパニーの知的財産部の方をお迎えしました。
 授業では、まずルイ ヴィトン社の製品が2つ示され、どちらが本物でどちらがコピーかを見分けることから始まり、目で見たり、手に取ったりして、いろいろとテストをしましたが、はっきり見分けられたのはわずかの生徒。それだけ、コピー品(模造品)は精度高く製造され、販売されていることを知り、「買う人がいるから製造する」というサイクルを壊さない限り、コピー商品は販売し続けられることを理解できました。さらに、コピー商品が出回ることで、本物の信頼低下やブラックマネーへの増加に繋がることも多くの実例スライドを見ながら学びました。
 他人を守ることが自分を守ることを知った瞬間でもありました。