転退任式

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 本日、昨年度末で転退任された先生方の転退任式が行われました。都合により出席できなかった先生方もおられましたが、8人の先生方が懐かしい鷲羽高校へ立ち戻り、生徒へ向けて最後の授業をなさいました。

◆田中 広矛 校長先生(岡山朝日高等学校へご転出)

 「志を持て。鷲羽高校は、素晴らしい高校である。そして、自分を磨いて欲しい。」

◆小板 卓志 先生 (定年退職)

 「本気でやれば、なんでもできる。ただ、本当に本気でやっているかを決めるのは、自分ではなく周囲の人である。そして、本気で物事に取り組む姿勢を身につける為に必要なことは『礼儀』を徹底してやることである。特に、授業開始時の『礼』は、本気で授業に取り組む為の『やる気スイッチ』である。」

 「人生は「樽」のようなものである。樽は、複数の側板を「たが」という金具でしばって、器の形を成している。その為、一枚の側板が欠けるだけで、樽としての形が崩れ、用をなさなくなる。もし、丈の短い側板が一枚でもあれば、その高さまでしか水を溜めることができなくなるのである。クラスや授業もそれと同じで、一人が欠席をしたり、忘れ物をしたりするだけで、不完全な「樽」となってしまう。そのことを忘れず、日々の生活を送って欲しい。」

◆犬飼 繁 先生 (再任用退職)

 中国残留孤児の話である山崎豊子の『大地の子』を紹介され、「教育を受ける機会を与えられるということが、その後の人生に、どれほど大きな影響を与えるか」ということを語られました。そして、「鷲羽生には、もっと勉強して欲しい。今みんなに与えられている教育を受ける機会を無駄にしないで欲しい。」と締めくくられました。

◆片山 千絵 先生 (岡山芳泉高等学校へご転出)

 よい環境に自分を置くことの大切さ」を述べられ、「ただし、環境をつくるのは自分自身です。頑張る人の周りには頑張る人が集まります。やればできる、みんなYDK(やれば できる こ)だ。」とお話しされました。

◆伊藤 稔文 先生 (教育センターへご転出)

 長年、進路課で就職する生徒を見送ってきたお立場から、高校三年間で必ず実行して欲しいことを3つ述べられました。

 1.三年間、部活を一生懸命する 
 2.欠席日数を減らす
 3.資格をとる

 そして、「就職後の将来に備えよ! 敬礼」と、力強くおっしゃられました。

◆佐藤 恵美 先生 (倉敷市立玉島高等学校へご転出)

「鷲羽高校で過ごした一年間は宝物です。頑張る人になってください。頑張っていれば、周囲に必ず助けてくれる人があらわれます。」

◆間野 秋将 先生 (岡山南支援学校へご転出)

「本気で物事に取り組もう。また、先を見通して行動できる人になろう。目標を持ち、そこにたどり着くには、今なにをすべきかを常に考えて行動できるようになろう。」

◆柳 千佳 先生(倉敷中央高校へご転出)

「与えられた環境で精一杯頑張ろう、苦しくても笑顔を忘れないで。」と、いつもの優しい笑顔でおっしゃられました。 

それぞれの先生方のご健康とご活躍をお祈りいたします。

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