「いけん!送るな渡すな詐欺」鷲羽音頭  岡山県警に採用

 今年の特殊詐欺の被害額は11月末までで13億円を超え、過去最悪となっています。この状況に歯止めをかけようと岡山県警が募集した特殊詐欺撲滅ソングに、本校が応募した作品が採用されました。
 人文国際(芸術)モデルの2年次生森下実奈(児島中出身)さんと藤田優希(児島中出身)さんが、6月末頃から、県警のチラシなどを参考に作詞・作曲し、12月17日に岡山県庁でお披露目されました。
 被害防止を訴えても後を絶たない特殊詐欺。特に被害の多い高齢者に馴染みやすいようにと、曲調を音頭調にしたことや、歌詞が分かりやすく、振り込む前にもう一度注意を払うよう促している点が採用の決め手となりました。
 岡山県警では、音楽隊の演奏などにより、この音頭で「相手の話をうのみにせず、常に警戒心を持つ」ように注意を呼びかけていくようです。

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「いけん!送るな渡すな詐欺」鷲羽音頭を聴く♪

「いけん!送るな渡すな詐欺」鷲羽音頭
作詞:倉敷鷲羽高校2年次人文国際(芸術)モデル生&音楽科教員
(1)
 特殊詐欺って知ってるかい  色んな手口があるんだよ
 名前貸してよ「名義貸し詐欺」  架空の投資で「儲かります詐欺」
 融資しますよ「貸します詐欺」  嘘の返金「返します詐欺」

 ちょっと待って  ちょっと待って
 その電話詐欺かも 怪しい電話にゃ出ないこと

(2)
 詐欺にかかった人たちの  悲痛な叫びが聞こえます

 (台詞)
  「自分は騙されないと思っていました」
  「老後の蓄えも全部騙し取られました」
  「この先どう生活していいのかわかりません」
  「誰にも打ち明けられない・・・・・」

 ちょっと待って  ちょっと待って
 その電話詐欺かも  怪しい電話はすぐ切ろう

(3)
 悪い奴らを振り払おう  みんなで対策話し合おう
 留守番電話で撃退しよう  騙されたふりして通報しよう
 1人ですぐに振り込まないで  家族で決めよう合い言葉

 ちょっと待って  ちょっと待って
 その電話詐欺かも  電話を切ったら相談せぇよ

 【作詞・作曲・編曲】 藤田優希 森下実奈 (平田万季:音楽科教員)
 【歌っているグループ】  倉敷鷲羽高校吹奏楽部
 【曲名】   特殊詐欺撲滅音頭
 【録音場所】 倉敷鷲羽高校音楽教室
 【録音年月日】2015年8月27日