先生も勉強中パートⅡ！

先生も勉強中パートⅡ！～「主権者教育」校内研修会～

　９月２９日（木）、「主権者教育」についての教職員研修を行いました。
　２０１５年の法改正により、選挙権年齢が２０歳から１８歳に引き下げられ、高校３年生の中に選挙権を持つ生徒が在籍するようになりました。
　「主権者」を育てる･･･。
　これからの時代を担っていく生徒たちが、長く政治や選挙に関わり続けるには、どうしたらいいのでしょう･･･。そのような切り口から、岡山大学大学院　教育学部研究科　桑原先生にご講演をいただきました。
講話の中盤に、グループワークに取り組みました。内容は、「在日外国人に選挙権を与える是非」について、肯定側と反対側になってお互いを説得する、というものでした。最初に１対１のペアで意見を出し合い、その後４～５人のグループに分かれて、お互いの意見を交換しました。そこで、肯定側と反対側のどちらかの意見にまとめるように、との指示がありましたが、議論が白熱し、なかなか結論が出ないグループが多かったようです。
　このように、お互いの意見を聞く、という体験が生徒にも大切だと桑原先生は仰っていました。色々な考えを受け入れ、自分自身で判断する、という経験はどの授業においても工夫によって取り入れられることです。今後の授業作りにおいて、取り入れていきたいと思います。
　桑原先生、本日は有難うございました。