「ESDについて知ろう!」

 今日の『未来創造学』では、3年次生に向けて「ESD入門」と題して、津山圏域クリーンセンターリサイクルプラザより中平徹也先生をお招きし、講演をしていただきました。
 「ESDって何?」と始めはよく分からなかった3年次生ですが、中平先生はまず、空気を入れてふくらませた地球を提示され、「この青く美しい地球で減っている色と増えている色について質問されました。増えている色とは・・・茶色です。地球は砂漠化が進み、茶色が増えていっています。また、海の色である青も、実は増えていっているのです。地球温暖化によって氷河が溶け、水没の危機に瀕している国もあります。
 では、このような地球を救うために、私たちは何を学び、どう行動すればいいのでしょう?中平先生は、持続可能な社会を考える~地球のこと・自分のこと・未来のことについて考えよう~をテーマにお話をして下さいました。

 持続可能な社会のためには学ぶことが必要です。では、そのための学びってどんな学びなのでしょう。

  1.知らないことを知る学び
  2.知っていることを行動に移す学び
  3.行動していることを広げる学び

だと、中平先生は続けられました。そして、学びというのは、学校・くらし・家庭・社会のすべての場で学ぶことで、学ぶとは自発的な行動だと説明されました。

これから3年次生が社会で活躍する時代は今まで経験したことのない事案が出てくる時代と言われているそうです。そんな時代に持続可能な社会を作るために、3年次生には、今日のお話で学んだことや、これから学ぶことをぜひ、活かしてもらいたいと思っています。

「1人の100歩より、100人の1歩 小さな成功を100個作りましょう! 持続可能な社会は私たちの行動が作るのです!」
中平先生からは最後にこのようなメッセージをいただきました。

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