玄関は美術作品展
◆井上加奈子
「coelacanth(シーラカンス)」
作者本人がモデル。「誰よりも力強く、迫力のある作品を目指す」という高校生らしい反骨精神が、作品の内側からエネルギーとなって溢れている。
(第49回 岡山県高等学校美術展 大賞 受賞作品)
◆洲脇帆南
「Lotus」
蓮の池にたたずむ少女。写実的に描かれた人物や蓮に対して、背景には金一色で幾何学模様が描かれている。写実性と装飾性の融合が魅力的な作品である。
(第49回 岡山県高等学校美術展 準特選 受賞作品 /高校生芸術フェスティバル2017 絵画部門代表作品)
◆小川由稀菜
「Float」
宇宙にいる金魚と少女の出会いの瞬間。幾重にも丁寧に塗り重ねられた絵具の一筆一筆が、無限に広がる宇宙空間を見事に表現している。
◆松浦星矢
「T-レックス 爬虫類ver」
白黒のシンプルな作品だが、よく見ると細かな模様がミリ単位で描かれ、画面を埋め尽くしている。作者の独自の世界観が存分に表現されている。