「点と点は後からつながる」~三村教頭が語る~

1年次生総合的な学習の時間、三村教頭が語る。

 「今している事が後でどうつながるか、それは分からない。でも、今日やっていることを一つずつ、一生懸命やろう。」
 12月12日(火)7時限目、1年次生の総合的な学習の時間で三村教頭が講演しました。スティーブ・ジョブズの言葉である「点と点は後からつながる」を引用して話をしました。彼が養子先の父親に、「目に見えないところを丁寧にすること」を教わったこと、高校時代に素敵な友達に出会えたこと、大学時代にカリグラフィー(文字を美しく見せるための書法)に熱中したことが、彼の事業の成功につながっていると後になってわかったという内容でした。
 三村教頭は、中学校・高校でバスケットボールをしていたが、大学に入りテニスを始めました。1年下にインターハイ経験者が入り、自分はずっと球拾いをしていたそうです。その経験があるからこそ、「少々苦しいことがあっても耐えられる」という精神が身についたとのこと。その経験が生きて、岡山マラソンに出場、見事完走を果たしました。そして、自分の学生時代のつながりが、人脈を広げ、いろんなところで助けられたとのことでした。つまり、「自分が今していることが、後からどんな風に役に立つかその時は分からないが、今やっていることを本気でやっていれば、きっとどこかで役に立つ。」というお話でした。
 生徒は「少し苦しいことがあっても、耐えられる人になろうと思った」「一生懸命していたら、誰かは必ず見てくれている。みんなが見ていないところで、手をぬかないようにしよう」「今、目の前にあることを一生懸命しよう」といった感想を述べています。話の内容がかなり心に残ったものと思われます。