○2023　UCI自転車世界選手権大会イギリス・グラスゴー大会　第４位

8月３～13日に開催された「2023　UCI自転車世界選手権大会イギリス・グラスゴー大会」に出場した３年３組濱野伊吹君が大会で第４位をとなり、報告に来てくれました。

Q：おめでとうございます。どのような競技か教えてください。

濱野：自転車に乗って様々な障害物を乗り越え、得点を競う競技です。ロードレースではなく、「トライアル」という競技です。５月に長野県で開催された全日本の大会の「メン・ジュニア26」(17～18歳)というクラスで優勝し、日本自転車競技連盟（JCF）から派遣されました。４つのクラスからそれぞれ１人ずつ派遣されました。

Q：試合はいかがでしたか。

濱野：予選を突破して、本戦に出場できたのでよかったです。本戦には世界から11名が残り、３位までメダルが出たのですが、一つのミスで４位となり、悔しいです。

Q：どのように練習しているのですか。

濱野：小学校２年生のとき、知り合いがやっているのを見て、やってみたところ、面白くてはまりました。初めは親から教えてもらっていましたが、今ではライバル同士教え合ったり、プロに教えてもらったりしています。岡山にはあまり練習できるところがなく、よく県外で練習しています。

Q：イギリスの大会はいかがでしたか。

濱野：ヨーロッパは練習環境が素晴らしいと思いました。自転車専用道も整っていて、至る所で練習でき、プロが子どもに教える体制もあるようです。

Q：これからの目標は何ですか。

濱野：これからは「エリート」(19歳以上一般)というクラスになるので、ぐっと難しくなります。エリートのクラスでも世界選手権で本戦出場20人に残れるようになりたいです。

素晴らしい経験をしましたね。日本ではまだ馴染みのない競技かもしれませんが、小さい頃から自主的に練習をし、全日本で優勝し、世界選手権大会で４位とは素晴らしい成績です。これからも努力を重ね、上のクラスでも世界選手権大会で上位入賞を狙い、「トライアル」の発展と普及に貢献してください。
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