「侵害品(コピー品)の悪」をプロから学べ
ビジネスモデル2年次生の「マーケティング:商品開発と知的財産権」の授業として、ルイ・ヴィトンジャパン(株)から講師の方に来ていただきました。以下が授業の流れです。
(講師の名前や授業中の映像等は、捜査時の都合上掲載できません)。
1.侵害品(コピー品)と真正品を見比べる
視覚のみ+触感
↓
・見た目の判断は難しいことを知る。
・いかにコピー技術が向上しているかを理解する。
2.侵害品(コピー品)の存在が企業や社会にどんな影響を与えるかについて考える
企業に対しての損失
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・取締件数、警察摘発件数を見る
・製造工程を見る
・企業は相当の努力をしてこの商品を社会へ出している。
いわば「商品は子供」のような大切なもの。
社会に対しての損失
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・アンダーグランドの製造過程を見る
・その収益の使われ方を知る
・低賃金で低年齢者への労働を強要する
・犯罪組織の資金源となる
・新しいものを創り、発明する意欲が低下する
・経済的な国際競争力が低下する
3.知的財産権の有用性を理解する
これまでの悪影響から保護するのが知的財産権
ここでは
商標権・商標法+不正競争防止法+民法で取り締まり
「ルイ・ヴィトン」という企業が、商標をどう考え、どのように対応しているかについて学習しました。3年次生では、一校一品運動で、鷲羽ブランドの商品を開発しています。この授業を受けることで、知的財産権についてもっと慎重に考えてくれるようになると思います。
特別授業のメリットはその道のプロの講義を受けられることにより、タイムリーで活きた内容の授業が受けられることです。
倉敷鷲羽高校は、これからも社会人講師を招いての特別授業が続きます。