「こころの働き」 人権教育講演会

 2年次生のロングホームルームでは、岡山大学から塚本千秋先生をお招きし、「こころの働き」という演題でご講演をいただきました。
 こころの病気の予防として、まず「その存在を知っておくこと、前兆のサインを知っておくこと、体の病気と同じように、こころも病気になることがあると知っておくことが大切だ」ということを教えていただきました。
 次に、高校生に多いとされる、「鬱病」「対人恐怖症」「摂食障害」「統合失調症」について、詳しく教えていただくとともに、自分のこころのサインに気付き、周りの人を受け入れることの大切さについても話していただきました。
 SNSについても、「被害妄想が発生しやすいという特徴があるため、大きな事件に発展する可能性も高く、危険な面も多いので、上手に使おう。目の前にいる人と話をすることが大切だ」と教えていただきました。生徒たちは熱心にメモを取りながら話を聞いていました。
 最後に、「もし、悩んでいるなら、悩んでいる自分を外から見よう! そうすれば、気持ちが楽になることも多いよ」というメッセージもいただきました。悩んでいる自分はダメな自分と思ってしまいがちですが、そんな自分もこういうところは頑張っているじゃないか。そう考えて前に進める人になって欲しいと思います。
 それでも、どうしても困ったときは、身近な人に相談しましょう!